みんなのリモートワーク環境
こんにちは。クラッソーネでプロジェクトマネージャーをしている田原(@shogocat)です。
来年2022年に発売予定のスプラトゥーン3が楽しみすぎて、日々ワクワクした気持ちで過ごしている今日この頃です。
昨今、リモートワークを導入する企業が増えていますね。
日本CTO協会が発行しているDX Criteriaでも、リモートワークを活用する考え方が浸透してきていると述べられています。
クラッソーネでは2020年3月からリモートワークが導入され、1年が経過しました。
開発チームのすべての業務をリモートで行っているため、まだ実際に会ったことがないメンバーもたくさんいます。
今回、開発チームのメンバーがどのような環境でリモートワークをしているのか、インタビューしてみました!
1人目: 仕事のお供にモンスターエナジー
1人目は、今月ジョインしてくれた市川さん。
2週間前までは前職の会社に毎日出社していたため、突然のフルリモートに若干戸惑っている様子もありましたが、気分転換に散歩するなど試行錯誤中とのことでした。
こだわりポイント
「ドラえもん500円玉貯金がこだわりです。」
イチオシアイテム
「モンスターが美味しくて、癖になります。」
リモートワークについて思うこと
「起きてすぐ仕事できるのが嬉しいです。」
今後自宅環境をこうしたい
「座り心地が良い椅子が欲しいです。」
2人目: カービィでラバーダッキング
2人目は、クラッソーネ開発チームの歴が一番長い五十嵐さん。
カービィのぬいぐるみがかわいいです。
イチオシアイテム
「カービィのぬいぐるみ。ラバーダックに最適です!」
※ラバーダック・デバッグとは、ゴム製のアヒルの人形(ラバーダック)に話しかけるように、今やっていることを言葉にして口にすることで問題の本質に気付きやすくするデバッグ手法です。参照: Wikipedia
リモートワークについて思うこと
「イヤホンをずっとつけながら作業をしているので耳が痛くなりがち。
生活音が気にならない独立した部屋で作業したい。」
今後自宅環境をこうしたい
「配線が汚すぎるのでいつか整理したいです(いつか)。」
3人目: スマホを視界に入れないように工夫
3人目は、アメフトも開発も全力投球の山口さん(@yamat47 )。
部屋がとても綺麗で、性格が表れていますね。
こだわりポイント
「集中を切らさないために、私物のスマホは視界に入れないようにパソコンの裏に置いています。
視界に入るだけで気になって仕方なくなる、みたいな話を『スマホ脳』という本で読んで以降実践しています。
仕事中はスマホをスピーカーに直接繋いで、音楽をかけるためだけに使っています。」
イチオシアイテム
「このマイクです。
単一指向性のマイク & いい感じのスピーカーという構成にすると、直接会って話しているのとだいぶ感じが近づいてくるので快適です。
音質は聴いている側になったことがないのでわかりませんが、同僚の話を聞くと問題ないとのことでした。」
リモートワークについて思うこと
「自分好みの環境に整えられるというのは大きなメリットだと思いますが、一方で環境を整える責任が自分に100%かかってくるのはデメリットでしょうか。
例えば複数の機材を買ってどれがいいか試す、みたいな最適化は個人では(お金・時間の両方の面で)しづらいと思っていて、そういう意味でここまで準備するのは大変でした。
ずっと自宅で仕事をするのは閉塞感がすごいので、雑談する時間を増やしたり意識的に外に出かけたり、たまには外出して自宅ではないところで仕事をするみたいなことをして日常にスパイスを効かせなくちゃかなとは思ってます。」
今後自宅環境をこうしたい
「ちゃんとした分離キーボードを買いたいなと思ってます。
1DKに住んでいますが部屋のインテリアを仕事環境に全振りしているので、人を招いてもてなすのが全然できない状態です。
次に引っ越すときは仕事部屋っぽいところを作れるといいなと思っています。」
4人目: モバイルモニターでコワーキングスペースでも快適作業
4人目は、クラッソーネ開発社員第一号の永元さん。
子育てしながら開発業務をこなされていて、自宅とコワーキングスペースを上手く使い分けているとのことです。
イチオシアイテム
「モバイルモニターです。
バックに入れて持ち歩けるので、コワーキングスペースでもデュアルディスプレイ環境で作業できる。値段もお手頃。」
リモートワークについて思うこと
「育児面ではメリットが大きいが、セルフマネジメントが難しい。」
今後自宅環境をこうしたい
「腰に優しい環境を作りたい。」
5人目: ゲルクッションで体の負担を軽減
5人目は、豊富な知識と経験でマルチに活躍している菅野さん。
本棚の中身もとても気になります。
こだわりポイント
「MacBookスタンドを使っているので、ジュースがこぼれても大丈夫。」
イチオシアイテム
「普通のクッションの下にゲルクッションを敷いて使っているのですが、長時間座ってても本当にお尻が楽になります。」
リモートワークについて思うこと
「夕食を家族で食べれたり、作業に集中できたりとメリットが圧倒的に大きいので、ぜひ今後も続けたいです。
私の場合は通勤がなくなったことで文庫本や新書などのコンパクトな本を読む時間が減ったので、そこはデメリットかも。」
今後自宅環境をこうしたい
「デスクの幅や奥行きがボトルネックなので大きなデスクに買い換える予定。
ただ、そうなると部屋の広さが…。」
6人目: カーテンの開閉まで自動化
6人目は、Railsをバージョン1.1の頃から使いこなしている石原さん(@jishiha )。
1つ1つのアイテムにこだわりが見られます。
こだわりポイント
「一時期首が慢性的に痛かった時期があったため、ディスプレイの高さをMac miniなどで調整し、マイクロソフトのErgonomicキーボードを使い、IKEAで購入した昇降式のデスクでスタンディングで作業していました。
デスクの上げ下げが手動で面倒になり、今は専ら座って作業しています。首はすっかり良くなったので、キーボードを他に変える勇気はありません。
首、足腰、手首、指はエンジニアにとって大事です。
Zoom、Discord主体の開発作業なので、骨伝導イヤフォンのAfterShokz OpenCommは重宝しています。
長時間使っているとすこしこめかみが気になるのでAirPods Proと併用しています。」
イチオシアイテム
「Switch Bot カーテンです。
エンジニアは自動化命。Switch Bot カーテンのスケジュール機能を使って、デスクのすぐ横の窓のカーテンを自動で開け閉めするようにしました。
昨年買ったものの中でこれが一番良かったものです。
カーテンを明け閉めする時間 x 365日 x ?年 得しました。」
リモートワークについて思うこと
「移動時間がないのがメリット。
デメリットは、それにより運動不足になること。
Miバンドというスマートバンドで歩数を計測し、毎日少なくとも8000歩は歩くようにするなど、意識して注意するようにしています。
トータルでは快適なのでずっと続けたい。」
今後自宅環境をこうしたい
「あらゆるものを自動化したい。
エアコンのオンオフの自動化、電気料金を考慮して強弱を自動調整、できれば、CO2センサーで二酸化炭素濃度を計測して窓の開け閉めも自動でおこないたい。」
7人目: オンライン会議を少しでも快適に
最後7人目は、私の作業環境です。
こだわりポイント
オンライン会議を毎日するため、少しでも会議参加者のストレスを軽減したいなと思ってWebカメラとマイクを導入しました。
1年間のリモートワーク生活の中で色々と試してきました。
Webカメラは安価な製品をいくつか試した後、今のカメラにたどり着きました。
マイクもAirPods Proやダイナミックマイクを試した後、今はコンデンサーマイク+ノイズキャンセリングアプリケーションKrispを使っています。Krispは家の前を走る救急車のサイレンまでかき消してくれるので、とても重宝しています。
イチオシアイテム
写真の黒いパームレスト、HyperX Wrist Restです。
元々キーボードサイズのパームレストは使用していましたが、トラックパッド操作時も手首の支えが欲しいなぁと思って長めのパームレストを導入しました。
柔らかい素材なので手首が楽です。キーボード-トラックパッド間の手の移動も、手を横に滑らせる感覚で楽に移動できます。
リモートワークについて思うこと
自宅大好き人間なので、外に出なくて良いというのが何よりも快適です。
オンライン会議では、画面共有機能を使うことでむしろオフラインよりも会議の質が上がったように思います。紙や遠くのモニターを眺めながら参加するよりも深い議論ができていると思っています。
今後自宅環境をこうしたい
今はリビングに机を置いて作業していますが、理想としては自宅にヤマハの防音室が欲しいです(半分冗談です)。
ウルトラワイドモニターも気になっています。
まとめ
リモートワーク環境から、1人1人の個性とこだわりが見えてきました。
カービィでラバーダッキング、カーテンの開閉まで自動化など、ぜひ真似してみたいなと思いました。
今回は、開発チームに絞ってお伝えしました。
開発チーム以外では、
- バランスボールに乗って仕事している
- 加湿器にヒノキのアロマを入れている
など、各自が快適に仕事に取り組める環境づくりにこだわっているようです。
開発チーム以外の様子は全社ブログで紹介されるかもしれません。乞うご期待です。
最後に
リモートワーク環境にこだわっている方、
あるいはこれからリモートワークを始めてみたいという方、
ぜひクラッソーネで一緒に開発しませんか。