クラッソーネに入社し、Github Projects(beta)を駆使してSREチームを立ち上げてる話
こんにちは、最近プロダクトマネージャーに入門している宮原です🙋
2022年1月から株式会社クラッソーネ プロダクト開発部にJoinしました🙌
本エントリでは、SREチーム立ち上げと、その中で大活躍しているGithub Projects(beta)を利用したタスク管理
についてご紹介します。
これまで何をしてきたのか
- 学部〜修士:信号処理やComputer Visionを学び、Human Computer Interactionの研究に従事
- 1社目(新卒):電機メーカー子会社の生産技術部門にて、画像検査やロボット制御などの開発を担当
- 2社目:ヘルステックベンチャーにて、Ruby on Rails で医師向けコミュニティサイトの開発
ハードウェア制御やWebアプリケーション開発・インフラ構築などを行なってきました。
どんなことをしているのか
0→1でSREチームを立ち上げています🙋
入社後に行ったこと
- 既存のCI/CDやAWS等のリソースの把握
- SREチームの開発スプリント決めやカンバン作成
- SREチームのレビューフローの構築
- インシデントレベルやオンコール対応フローの検討
- IaCを実現するためのツール選定
- プロダクトごとのダッシュボードをDatadogに整備
Github Projects (beta)を利用したタスク管理
SREチームでは、Github Projects (beta)
を利用してタスク管理を行なっています。
以下のように、実際の開発ではGithubで完結しております。
- 大枠のタスクをMilestoneに登録
- 細かな粒度のタスクをIssuesに登録しMilestoneと紐付け
- Projectsにカンバンボードを作成しIssuesを管理
- Issueに対応するPull Requestを作成
Github Projects
では行えなかったストーリーポイントの設定や、イテレーションの管理などが行えるようになっており、より便利にGithub上でタスクの進捗管理が行えそうなため導入してみました🙌
Field
利用できるFieldは、LabelsやMilestoneだけじゃなく、独自のFieldを追加できます。
Issueをいつ対応したのかを管理するために、Iteration Fieldを追加してみました。
- レイアウトをTableに変更
- ヘッダー右端の
+
アイコンを選択 New field
を選択Iteration
を選択- 開始日と間隔を入力
手順 | 画像 |
---|---|
3 | |
4 | |
5 |
Views
Milestone・Status・Iterationなど、まとめたいFieldごとのViewを作成しています。
Milestone View
Status View
Iteration View
独自のFieldとして追加したIteration fieldでグルーピングも行えます。
現在のIterationには Current
と表示され、見つけやすいです。
こぼれ話
みなさま、Githubアカウント
及び Organization
の多要素認証はお済みでしょうか?
先日、クラッソーネのOrganizationに対して多要素認証を必須にする変更を実施しました🙋
僕『これでOrganizationがよりセキュアになったな ( -`ω-)✧ドヤッ』
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メンバー『どなたか権限のある方クラッソーネのorganizationに私を招待していただけないでしょうか...😢』
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僕『ごめんなさい〜😱』
多要素認証が未設定だったメンバーがOrganizationから外れてしまうという事象が発生しました。
Organizations > settings > Authentication security > Two-factor authentication に、以下のような記述があります。
Members, billing managers, and outside collaborators who do not have two-factor authentication enabled for their personal account will be removed from the organization and will receive an email notifying them about the change.
実施前に、注意書きを流し読みしなければ防げた問題でした💦
多要素認証を実施することでセキュアになりますが、勢いで対応すると僕のようになりますので、みなさまお気をつけください。
(「同じことは失敗はしないぞ」という不退転の決意を込めて、こちらに残しました)
おわりに
SREチーム立ち上げの取り組みとしてご紹介するTipsは、沢山ございます!
次回は、DatadogのNotebookに障害調査方法をまとめるTipsについてご紹介したいと思います🙋
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